水素自動車の仕組み・原理とメリット

ときどきTV番組などで耳にする「水素自動車」「燃料電池自動車」は、従来の自動車と何がどう異なるのでしょうか?また、そのメリットとは?

わざわざガソリンの代わりに水素を用いるのはなぜかといいますと、その方が環境に優しいからですね。水素自動車の排気ガスは、従来の自動車のそれと比べてほぼ無害ですし、今までと全く異なる資源を用いる事によって石油不足の問題も軽減されます。ただし、このメリットはあくまで理屈の上での話であって、そう容易く実現できるものではありませんが。

さて、水素を用いるメリットについてはおわかりいただけたかと思いますが、それはそうと水素でどうやって車を動かすのか?気になる方が多いと思いますので、その原理をご説明しましょう。

水素自動車の動力は水素を燃やす事によって発生します。それってガソリンで走る普通の自動車の仕組みとほとんど変わらないんじゃ?と思われるかもしれません。まさにその通りですが、仕組みはこれだけではありません。これと異なるもう一つの仕組みでは、水素と空気(もっと正確に言えば空気中の酸素)から生じる電気を動力として自動車を走らせます。

「水素と酸素の化学反応によって水と電気が生じる」この原理は学校の授業でも習いますので、ご存知の方も多いでしょう。もう一つの仕組みでは、この原理を利用するわけです。こちらの仕組みによって走る水素自動車の事を、燃料電池自動車と呼びます。